意外と歩きます

8 2, 2007

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かな~りアップするのが遅くなりましたが
先日シゴトで伊豆に行ってきました。

ただ野山を歩くのも大好きですが、シゴトという名のもとに行ける野山は格別。
平日の日中、都会を離れてマイナスイオンとα波に満ちた場所で過ごせるシアワセ。
腐葉土の柔らかい路面を踏みしめていると、なんだか自分がヒトの形をした有機物として、
周りに溶け込んでいくような感覚になります。

あそんできたわけではないのですが。

台湾リスの鳴き声を、初めて聞きました。
威嚇するような「シャカシャカシャカシャカ・・・」というか「ジャコジャコジャコジャコ・・・」
といういように聞こえる、えもいわれぬ「音」、・・・率直に言ってぜんぜん可愛くない。
さすが伊豆の生き物はワイルドです。
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これは松ぼっくりをリスが食べたあとの状態。通称「エビフライ」。あちこちに落ちてました。

ワイルドな伊豆の植生と太平洋のうねりのパワーが迫ってくる中、
某会社のカタログ撮影のため、日が落ちるのを待ちながらロケハン。
海に面した散策路をグルグルと歩き回ります。
観光地だけあって、良く踏み固められた腐葉土の散策路は程よいクッション。

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普段は時間に追われ、歩き方、足の運び方、着地のしかたなど、
改めて歩くことに目を向ける余裕も無く過ごしていて、
ふと気づくと、とても姿勢が崩れていたりするのですが、
こんな路面を歩きながら、ふと自分の歩いている姿勢に意識を向けると
いろんな細かい部分で手抜きをしていることに気づいてしまうのです。

以前ウォーキングの指導をされている人に会ったことがあって、
理想的な歩き姿について、いろいろなポイントを教えてもらったことがあるのですが、
意識して歩きつづけないと、歩き方って本当にいいかげんになるものです。
体重をかかとに落とさず、操り人形のように上から吊られているような意識で
軸を意識しながらスッスッと足を前に進めると、靴音の響き方も違うし、
内臓にくる振動も全く違う。目からウロコでした。

きっとどんなスポーツをする場合でも、基本ってある程度一緒なのでしょうかね。
理想的な歩き方を自然にできるような体作りができれば、
バランス感覚や応用力もアップするのかもしれません。
いわんや自分の足に自分で躓くようなアホなことも無いわけです(昔から超内股ッ子でした)。

柔らかい路面を歩きながら、運動の基本に立ちかえったような気分で
頭の中もリフレッシュしました。健康は足裏から!
足裏を鍛えるには考えて歩く!?・・・繋がってるかな・・・?

夏は夜。
MTBのナイトライド、最近はライトの性能が格段によくなって、
闇の中でも距離感を誤ることなく軽快に走れます。
興味のある方は是非チャレンジしてみてください!

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全日本顛末

8 15, 2007

今日は終戦記念日ですね。
日頃薄れている「平和」の大切さを、改めて自分なりに考えて過ごそうと思います。
そして自分の人生が終わったあとの時代も、今と変わらぬ平和な時代が続き、
子供もオトナも普通にMTBに乗って楽しむことができる世の中であるように!


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話は変わって、少し遡りますが・・・。
去る7月21日・22日と、秋田県は田沢湖高原スキー場にて、
2007年のJCF全日本マウンテンバイク選手権大会が開催されました。
田沢湖はこれまでにも公式レースが開催されてきた場所ですが、
今年は宿泊施設のリニューアルに伴い、コースも全く新しく生まれ変わっての全日本となり、
かなりの期待と不安を抱えて現地入りしました。

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決勝の前々日に現地入り。快晴の空に雲がまぶしく光っています。

新しいコースは、驚いたことにシングルトラック(轍一本分の幅の狭い道)がほんのわずかで、
ほとんどはゲレンデを使用した、オープンでハイスピードなコースでした。
レースはほぼスキー場を会場として行われるのですが、ゲレンデの面を掘ったり、
表面の草を除けてしまうと、地面が熱を蓄えてしまい、冬場の雪着きが悪くなるといわれます。
そのため、つい最近までのレースコースはゲレンデを外して、シングルトラック率が著しく高く、
このオールドスクールなコースはある意味非常に新鮮でした。

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2個所あるシングルトラックの出口はともにドロップオフ(崖落ち)。
この角度では見え難いですが、2m以上の落差があります。


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コース中盤にあるリズムセクションとテーブルトップ。意外と手前のこなしが難しいのです。

ちなみにレース前は、バイクで走る前に、こうやってコースを足で辿り、
細かい起伏や走り抜けては見落としてしまうようなラインを見つけたり、詳細な情報を拾います。
(簡単に書いていますが、コースを見極める目を持てるようになるのも、結構難しいものです。)
距離は場所によってまちまちですが、何しろ山の中の足元のよくないところを歩くので
シューズの選択を誤ると大変なことになります。
その他機材の準備など、走る前からレースは始まっていて、一つ一つ準備をきちんとしていかないと
スタートにも立てないことになりかねないのです。いつも私は段取りが悪いので、てんてこ舞いです。

そしてレース当日。
天候は曇/晴れで、予報では夕方6時過ぎまでは天候は安定しているはずでした。
ドライコンディションのまま、正午過ぎに3位で予選を通過し、このまま落ち着いて
もう一本、2時からの決勝をしっかり走ろう、と思っていた矢先に雨が降ってきました。

予想外の雨に対応するあらゆる準備が出来ていなかったため、タイヤの交換もしないまま
その後強く弱く降り続いた雨で豹変したコースで転倒を喫し、結果6位に終わりました。
年に一度の晴れ舞台に、周到な心構えと準備が出来ていなかった、ということです。
レースに、また宿題をたくさん出されてしまいました。

翌日はクロスカントリー競技(大きな起伏のある周回コースを各クラス指定数回ってタイムを競う競技)
で、キャノンデールのライダー、山本和弘選手のサポートのために会場に行きました。
頭上には、昨日の決勝前に降り出した雨は何だったの!?というほど
宇宙が覗けるような青空が再び広がっています。

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過酷なXCレース、結果山本選手は2位でゴール!

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先に年齢別カテゴリーでアンダー23のクラスを制した弟・山本幸平選手がゴールに来て
固い握手をしていました。
感動の光景です。嬉しさも悔しさも包み込む、レースはやっぱりいいですねぇ!

田沢湖、どんなに悔しい結果を残そうとも、ここは本当に好きな場所です。
また来年、リベンジに来ますから!
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Profile

  1. 名前
    池田 恭子(いけだ きょうこ)
  2. 競技種目
    マウンテンバイク ダウンヒル
  3. チーム名
    TEAM CANNONDALE(チーム キャノンデール)
  4. 生年月日
    1970年5月18日
  5. 出身地・出身校
    東京都・実践女子大学
  6. 主な大会成績
    2001年UCI WORLD CUP ARAI大会18位、2006年JCFマウンテンバイク・ジャパンシリーズDH第4戦青森・大鰐大会2位、2006年JCF全日本マウンテンバイク選手権DH女子3位、同年ジャパンシリーズランキング3位、同年ナショナルポイントランキング3位
  7. 今シーズンの目標
    レースは今年も前向きに頂点を目指します! 同時に今年も女の子MTBシーンを盛り上げます!

Athlete Q & A

  1. あなたの競技にとって歩くこととは?
    健康の基礎の基礎! そして楽しいこと。
  2. 歩くことで注意している点は?
    もともと内股なので、つま先の方向を気をつけてます。あとは体重をかかとに落とさないように、雑に歩かないように。
  3. 競技をはじめたきっかけ
    「お祭り」的レースで表彰台の真中を初体験。調子に乗って競技者登録して走っているうち深みにハマりました。
  4. 一日の練習時間は?
    フィールドが特殊なので、普段はウチでできるストレッチやバランストレーニングをせいぜい1~1時間半くらい。
  5. 尊敬するアスリート
    渡辺キャリー(チームメイト)、MTB界女子先輩の皆さん、ティンカー・ウォーレス、白戸太朗さん・・・
  6. リラックス方法は?
    アロママッサージ、猫達とゴロゴロ・・・
  7. ストレス解消法は?
    大声で笑う! ぐっすり眠る!
  • キャノンデール
    イケダの所属するアメリカのバイシクルブランド。イノベイティブかつハイクオリティが信条の、クラフトマンシップ溢れるバイクたちは、世界でも一流のライダー達によって、レースシーンでそのポテンシャルの高さが証明されています。
  • 富士見パノラマリゾート
    イケダのホームコースでもある富士見パノラマリゾートは、日本で最大規模のMTB(ダウンヒル)コースを持つスキーリゾート。このリゾートがある入笠山(にゅうかさやま)は、花の百名山でもあり、稀少な植物が自生する大切なフィールド。また野鳥や野生動物の生息数も非常に多く、豊かな自然の息づく楽園でもあります。四季折々、ハイクもバイクもトレイルランも楽しめる(そして足湯と美味しい野菜もある!)懐の深い山なのです。
  • p-chic(ピーチック)
    女の子MTBライダーを元気にするネットワーク。これから始めるヒトも、走り出したけど仲間が欲しい、というヒトも、みんなで楽しく走りましょう。山を下るヒトも登るヒトも、チビッコからお母さん、(おばあちゃんになっても!)ガールズパワー全開で、走る楽しさを共有してしまいます。

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