東京観光
3 29, 2008
合宿翌日は雨でしたが、ドイツのダークとゾーレンは一日観光のために予備日をとっていたので、自称日独観光大使兼ツアーガイドとして(笑)3人で東京観光してきました。
せっかく日本にきてもらったので、日本を知ってもらって、日本を好きになってもらって、日本人と触れ合ってもらって、楽しい思い出を作って帰ってもらえたらなんて思いながら彼らに会いに行きました。
彼らは浜松町の東京タワーの近くのホテルに滞在していたのですが、9時半にホテルのロビー前に集まりました。
前日まで三日間の強化合宿で、彼らも過密スケジュールであったので疲れていないか心配でしたが、すがすがしい笑顔の二人に会えたので選手とコーチの関係ではなく、友達として楽しい観光がスタートしました。
私の考えたスケジュールは以下のとおりです。
ホテル→ホテル近くの神社でお参り→秋葉原で買物→上野アメ横見学兼買物→上野公園で花見→浅草で浅草寺見学兼買物→渋谷を体験→日本ライフセービング協会訪問→ホテル
朝9時半から日が暮れるまで、過密スケジュールでツアーを組みました。
雨が降ってしまったので残念でしたが、浅草に移動する頃には雨もすっかりやんで観光日和になりよかったです。
秋葉原では、ダークは日本で買いたかった目的のデジカメを発見し、金額もドイツよりも安かったので練習では見せなかった子供のような笑顔になっていましたが、ドイツでの保証が効かないということで残念ながら購入を断念しました。
彼曰く、「保障は最重要項目」ということでした。彼は前日の合宿の中でも一番良いタイムを狙っても、絶対失格だけは避ける指導を徹底していました。
例えば世界新の記録を狙いにいっても、重要な大会であれば、予選の段階では狙わず、まず安全な方法で決勝に残ってから記録を狙いにいくということを言っていました。
目先の値段よりもカメラが壊れた時の事をまず最優先に考え、どんなことがあっても自分にとって安全な方法を選択する。
彼は普段保険会社で働いているそうです。
彼らしい素晴らしいリスクマネジメントだなと関心しました。
三日間の合宿を彼と過ごしてみて、彼らしい判断だなあと思いました。
彼の考えからこの選択は正しいと私自身すごく納得しました。
彼の信念というのは普段の生活から徹底されているのですね。
ゾーレンは合宿中のアスリートとしての表情はなく、24歳の好青年の表情に戻ってみんなのお土産を買う事を最優先に買い物を楽しんでいました。
上野で買物に行った時にもんちっちを見つけて、すごく興奮していた彼の表情が印象的でした。
私も小さい頃もんちっちが好きだったので、なぜかもんちっちで盛り上がりました。
ドイツ人ともんちっちで盛り上がれるとは予想外(笑)でした。
今日は桜は満開ですが、ちょうど観光しに行った時は数本の桜しか咲いていなかったので残念でしたが、それでも日本で桜が見れて本当に良かったと雨の中わざわざ傘を畳んで桜の下で写真を撮ろうとしていた彼らをみてすごくうれしくなりました。
浅草は日本の伝統的なものを買いに行くには最高の場所ですね。お土産をたくさん買っていました。
渋谷では人の多さにびっくりしていましたが、ベルリンも渋谷くらい人が多い場所があるなんて話をしていました。ゾーレンはセンター街の目の前の交差点で、人がたくさん歩く姿をビデオに収めたいといってカメラを回していました。
最後にライフセービング協会を訪問できて、スタッフの皆さんと最後に話も出来てすごく良い思い出ができたと言ってくれて本当に楽しい観光になりました。
合宿中に話をしていて分ったんですが、私が2004年にイタリアの世界選手権でビーチリレー(一人90mを走り4人でリレーする)いう競技で銅メダルを獲った時に、胸の差くらいで負けてしまった隣のレーンで走っていた銀メダルを獲得したドイツのメンバーの一人ということでした。
私は1走でゾーレンは3走ということで、あとで写真を確認したら表彰式で彼がいたのでびっくりしました。
当時は話もすることはなかったんですが、お互い打ち上げの時に見覚えがあるなんて話にもなり、今は打ち上げの時の写真で彼を探している作業を進めています(笑)。
各国の選手と交流を深めるということは、選手として結果を残すことはもちろんですが同じくらい重要なことであり大事なことであることを今回再認識しました。
何はともあれ、今後もドイツチームと日本チームの関係がこの合宿を機によりよいものになり、交流が盛んになればいいなと思います。
7月にドイツで行われる世界大会の最終選考会は5月の室内選手権です。強化指定選手全員がこの合宿で学んだことを生かし、みんなで切磋琢磨し良い最終選考会になればいいなと思います。
私自身も彼らから学んだことを生かせるように日々努力したいと思います。
東京タワー近くのお寺にて
もんちっちを見つけて興奮気味のゾーレン
イタリア世界選手権(ゾーレン2位のドイツチーム後方右側、私は3位の日本チーム右側)
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Profile
- 名前
本多 辰也 - 競技種目
ライフセービング(ビーチフラッグス、ビーチスプリント) - チーム名
今井浜ライフセービングクラブ - 生年月日
昭和51年6月25日 - 出身地・出身校
茨城県取手市・東洋大学附属牛久高校→専修大学 - 主な大会成績
2005年全日本種目別選手権ビーチフラッグス優勝、2006年全日本選手権ビーチスプリント優勝、2001年全米選手権ビーチフラッグス優勝、2001年ニュージーランド選手権ビーチフラッグス4位・ビーチスプリント5位、2004年世界選手権ビーチリレー3位、2006年世界クラブ選手権ビーチフラッグス6位、2006年全豪選手権ビーチフラッグス3位 - 今シーズンの目標
現在日本代表強化指定選手に選ばれているので国内の大会で良い成績を残し12月に豪州で行われるオーシャンチャレンジ日本代表選手に選ばれよい成績を残せるよう努力しようと思っています。
Athlete Q & A
- あなたの競技にとって歩くこととは?
私のやっている競技は砂浜でいかに速く効率よく前に進めるかが大事になってきます。同じ砂でも国内、国外それぞれの場所で、柔らかく走りづらい砂浜や硬くて走りやすい砂浜まで色々あります。砂浜を速く走るには、足の裏の感覚というのがとても重要になってきます。どのレースでも会場に行ったら、一番始めに行うことは砂と自分の足の感覚を確かめるために、必ずゆっくり歩きます。また、普段の生活の中でもどのようにしたら砂浜で速く走れるかということを意識してとにかく歩くことで手の振り、関節の使い方、足の裏の感覚まで色々なことを確かめています。走っていると細かい動きが自分でわからなくなることもあるのですが、歩いて確かめることによっていろんな発見があったり、歩くことからいつも自分自身を分析しています。 - 歩くことで注意している点は?
姿勢良く歩くということを注意しています。姿勢良く歩くことが、砂浜 を速く走れる姿勢につながるということもありますが、恩師から歩く姿 勢から、自分の気持ちにも色んな変化が出てくるといわれたことがあり ます。同じ歩くにしても下を向いて歩くのではなく、自分の進むべき方 向をみて胸を張って歩くことで自分の中の気持ちもすごく前向きになる といわれずっとそのことを意識して歩いています。自分の精神状態がよ い時はもちろんのこと、特に何かつらいことがあったり、壁にぶつかっ た時こそ前を向いて胸を張って歩くことで、またがんばろうという気持 ちになれるので歩くときには特に姿勢を注意しています。 - 競技をはじめたきっかけ
大学の勧誘で興味を持ったライフセービング活動を通じて、自分の特技(走ること)を生かそうと思ったため - 一日の練習時間は?
仕事が忙しく、あまり時間が確保できない時は1時間くらいのときもありますが、休みの日は多いときで5時間から6時間練習することもあります。 - 尊敬するアスリート
オーシャンアスリートのミック・ディ・ベタ(豪州のライフガード)です。現在40歳を過ぎていますが、今現在もコーチ兼現役としてがんばっている方です。 - リラックス方法は?
家でのんびりするのが苦手なので、何も考えず自分で行きたい場所を決めて時間を決めず自分で満足するまで歩くことです。 - ストレス解消法は?
特に決まりはないのですが、自分でストレスを感じたら、そのとき一番良い対処法を実施しています。例えばおいしいものを食べに行くとか、仲間と会ったり、バッティングセンターで思いっきりバットを振ったり、状況に応じて自分で一番ストレスを解消できると思ったことを実施しています。
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